文覚

もんがく

清盛は何故頼朝の配流先の伊豆に文覚を流したのか。叛骨の僧文覚は、頼朝に天性の政治性を見てとり、ひそかに「これはものになる」と思った。腹と腹を揉り合った頼朝と文覚の初対面である。鎌倉に居を構えた後も、文覚は頼朝にとって何となく威圧される煙たい存在だった。